巨額消失のマウントゴックス元代表、仮想通貨を悲観「ビットコイン、もう信じぬ」

「マウントゴックス事件」といえば、仮想通貨を扱っているものであれば、知らない人はいないだろう。そのマウントゴック社の代表取締役をつとめ、現在、ビットコイン代表消失事件で業務上横領などの罪に問われているマルク・カルプレス容疑者は、「もはや自分はビットコイン信奉者ではない」と語る。仮想通貨全体についても悲観的だ。

カルプレス容疑者の主張はこうだ。
・「仮想通貨技術は確実に残るが、ビットコインは発展しペースについていく上で問題を抱えるだろう」とした上で、「私のこの見方は間違っているかもしれない。これまでにも多くの点で間違えた」と述べた。
・ライバル通貨のイーサリアムについて、真剣に利用される場合への「備えが全くない」との見方を示した。

 マウントゴックスは2014年、巨額コイン消失事件を受けて民事再生法の適用を申請。カルプレス容疑者は翌年、逮捕された。現在保釈中。業務上横領罪について無罪を主張している。同社の管財人は今年3月、債権者への弁済で破産財団に属するビットコインとビットコインキャッシュ約430億円相当を昨年9月下旬以降に売却したことを明らかにした。

 カルプレス容疑者は日本の法の下、民事再生法の適用が終われば、10億ドル(約1076億円)以上を手にする可能性があるとした上で、資金は全て2万4000人以上の債権者への返済に充てたいとも語った。

<参考記事>
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180423/mcb1804230500006-n1.htm