韓国の仮想通貨事情がよくわかるまとめ記事

韓国はいま、日本以上に仮想通貨に関して激アツである。
2月にソウル市内近郊のマイニング工場を見学する機会があったが、かつて繊維工場が集まっていた巨大なビル群に、所狭しとマイニングマシンがひしめきあい、24時間フル稼働で動いていた。

韓国政府が、仮想通貨の取引に関して全面的な規制を加える、などのニュースも一時流れたが、良きにつけ悪しきにつけ、国民の声で政府の方針が大きく変わるこの国では、現在では、逆の動きの方が強まっているようだ。

さて、今回紹介する、韓国の仮想通貨事情がよくわかるまとめ記事のタイトルは、
「韓国最大手取引所2018年末までに8000店舗決済導入目指す」というものだ。

全文はこちらからよむことができる
http://virtual-coiner.info/news/korea/

この記事のポイントは、
⑴仮想通貨取引所「Bithumb」はデジタル決済サービスを提供する「コリア・ペイ」との提携を発表。同社はこれを足掛かりに、2018年内に8000店舗での仮想通貨決済サービスの導入を目指す。

⑵タッチスクリーンによる販売システムである「キオスク」事業への参入。「キオスク」は主にレストラン・カフェ等の小売店で設置されており、メニューの閲覧や注文・そして支払い機能を備えている。Bithumbはこのキオスク事業に対して「Touch B」というブランドを立ち上げ、参入することを発表した。

⑶韓国の大手旅行サイト運営会社である「With Innovation」との提携。

この会社が運営する宿泊予約アプリに「仮想通貨による決済機能」が導入されることで、ホテルや旅館を始めとする50000以上の宿泊施設で仮想通貨の利用が可能になる。

以上の要点を読んだだけでも、日本とは比べものにならない、「仮想通貨の実用化」へのスピードが強まっていることを理解ししていただけるだろう。

日本は、仮想通貨取引量世界一という地位から、気づいたら、この分野でも、大きく後退を喫すことにもなりかねない。